大企業ではできないワンストップのものづくりを一緒に実現しませんか?
キュー・アイの採用ページをご覧いただきありがとうございます。
当社は創業40年を超えるロボットカメラ業界ではNo1の老舗企業です。キュー・アイで作られる製品は皆さんの目に触れるものではありませんが、「社会の人々の役に立つ」という意味では心から誇りを持って提供できる商品です。
これまで様々な変化を乗り越えて来ましたが、日本の社会環境がこれから大きく変わっていく中で私たちはまだまだ多くの社会の課題に取り組んでいく必要があります。
会社としても今後のエネルギー分野、宇宙分野への挑戦や世代交代に向けて新しい仲間・開発エンジニアを募集しています。ぜひ一緒に働きましょう。お待ちしています。
株式会社キュー・アイ 代表取締役社長 武井 勇二
キュー・アイはロボットカメラのNo1企業
QIの製品は「最先端の社会課題を映像にすること」をミッションとしています。まずは製品をご紹介いたします。
管内検査ロボットのトップシェア
キュー・アイは横浜市 金沢区にあるロボットカメラメーカーです。主な製品は下水道管の検査に使われる管内検査ロボット。自走するロボットが下水道管の内面をカメラで撮影し、亀裂や破損が無いかをチェックします。
昨今は台風、洪水、地震などの自然災害が各地で起こっていますが、水道インフラの早期復旧は被災地の生活基盤の取り返しに欠かせないものです。キュー・アイの管内検査カメラは人間が入ることのできない細い水道管から、基幹となる3メートル超の太い水道管まで様々に対応して全国のインフラ点検を支えています。
ダム、湖底、養殖場、海洋調査まで活躍する水中ロボット
水中を探査する水中カメラロボットもキュー・アイのもう一つの主力商品です。縦横無尽に水中を探査し、産業、設備保全、さらには学術研究まで幅広く使われています。
ダムの破損検査のために自動的に水中検査をするロボット。養殖場で漁網の破断を見つけるロボット、太陽の光など全く届かない深海における科学的発見をサポートするロボットなど、活躍のフィールドは水のあるところ全てです。その殆どは特注オーダーばかり。キュー・アイが以前から難しい技術課題に応え続けてきたことでお客様の信頼を得ている分野です。
見えないものを見えるようにする仕事
その他にも、国家的なプロジェクト・課題に参加することもあります。日本初の本格的な潜水調査船「しんかい2000」や世界で二番目に深く潜れる有人潜水調査船の「しんかい6500」の深海調査カメラも。
さらには東日本大震災で被害のあった福島第一原子力発電所の炉内に投入されたロボットカメラもキュー・アイが開発しました。いうなれば人の入れないところ、人の視界が届かないところをいかに見えるようにするか。社会のためにその使命を負っているのがキュー・アイのロボットカメラです。
現在では国内のみならず、アメリカ、イギリス、韓国、台湾などグローバルにも販売先を広げており、さらにはエネルギー分野、航空宇宙分野にも応用範囲を拡大中です。
採用後の教育・研修について
各種基礎的な技術研修や、OJT、ブラザー制度を行っております。未経験者からでも目標を持ってチャレンジできる環境が整っております。第二新卒でも、やる気があれば大歓迎。
機械、電気、電子、ソフトウェアなどものづくりに関する何らかの知識や理系学部出身の方であれば実務経験は問いません。まずは面談でお話ししましょう。
QIのエンジニアから
豊島 雄樹(技術開発部)
一人で全部やることも。ものづくりの職人集団。
私は主に水中カメラなど、オリジナルロボットカメラの設計をしています。キュー・アイの仕事ではお客様から完全フルオーダーのロボット製作を依頼いただくことがあり、その設計、開発の一部を担っています。
キュー・アイが他の中小製造業と大きく違う点は、まず自社製品を設計・製造しているところですね。小規模な企業だとどうしても部品製作を中心とした下請加工になりがちです。しかしキュー・アイはオリジナルロボットを設計し、自社内で製造している。さらにはシステムまで組んで現地で試運転にも立ち会います。
もう一つの特徴は、これは技術者にとって面白いことなのですが、メカ・電気・ソフトの分野に垣根が低いことです。基本的には各人は何かのスペシャリストの道を究めるのですが、希望次第で他分野の習得のキャリアも用意されています。大規模なシステムでも6~7人、小規模な製品ならほぼ1人で担当することもあり、おのずと技術の守備範囲も広くなります。聞くところによると大手企業の設計者は分業制でキャリアチェンジも殆ど無いようです。そういう意味では広く技術を学びたい人にはうってつけの職場ですので興味のある方はぜひ話を聞きに来て下さい。
お客様と現場に同行する。それがエンジニアとしての成長に。
メカ・電気・ソフトを駆使しているうえに、実際の現場に同行することもあります。多くの場合、トラブルや故障した際にはその場ですぐ修理することが必要です。現場に行きお客様のトラブルも感謝もダイレクトに受けとめられるのがこの仕事の醍醐味と思います。
この点もキュー・アイの仕事の大きな魅力だと感じています。部品加工メーカーでは「お客様の製品活用シーン」に立ち会うことはありません。かといって大手企業では中間に販売会社、代理店などが入るため顧客とエンジニアが直接対話することは少ないとも聞きます。お客様との距離がちょうど良い関係、苦しみも喜びも共有することでエンジニアとしての成長に繋がると思います。
二度と同じものはない。不可能を乗り越える苦労と楽しさ。
これは私の担当製品では特に多いのですが、これまで世の中に全く無かったロボットや機械の開発を依頼されることがあります。お客様にヒアリングすると、どうしてもこれまでの製品では必要な機能・性能を満たせない。そのためには技術的なブレークスルーが必要になることがあります。
ここが設計者としては一番面白いところであり、一番苦しいときでもありますね。壁を乗り越えるには新しいアイデアが必要です。これは時間さえかければ必ず解決できるかというと、そうではない。よいアイデアが閃くときもあれば、いくら悩んでも何も良い案がでてこないこともある。でも最終的に課題をクリアしてお客様から感謝されたときが最大の喜びですね。
今年は新しいタイプの水中ドローンの設計開発を行い理想を追求した独自の形状を作り上げて特許も申請しました。お客様の要望を実現する製品を開発して市場で評価されるとメディアからの取材を受けることもあります。自分の設計開発した製品が市場に出て世の中のためになっていることを実感できることがこの仕事の醍醐味です。
QIのエンジニアから
技術開発部 木下翔太郎
ピアノ製造職人からの転身
私は工業高校の機械科を卒業しました。小さい頃からプラモデルや工作が大好きで、それがきっかけで機械の道を選びました。
最初の仕事は、ピアノ製造・木工の技術者でした。確かに楽しかったのですが、よりハイテクな世界での仕事をしてみたいと思うようになりました。小さな会社でも、技術力のある企業で働いてみたいという思いから、キュー・アイを目指しました。設計は初めての経験だったので、入社時は少し不安がありました。
入社して最初に手がけたのは、管路ロボットの修理でした。その後、先輩のサポートのもとでロボットの構造を学びながら、外注先への訪問も経験しました。仕事を始めると一日があっという間に過ぎるほど、いまはものづくりの仕事に夢中になっています。
入社後に感じたキュー・アイの実力
入社後に少し経ってからキュー・アイのすごさが徐々にわかってきました。入社前はそれほど感じなかったのですが、中小企業ながらも自社で独自設計の製品をもつ会社は少ないんですよね。中小企業の殆どは下請加工型のサービスをしているようなので自分達でCADを使って設計している企業の希少性に気付きました。
なのでキュー・アイの先輩技術者たちは本当に精鋭揃いだなと思います。少ない人数で開発するのでメカ、電気、ソフトの壁なく、みんなで協力してものづくりをしていると感じます。
また中小企業らしいアットホームな雰囲気もありがたいです。私のように設計経験のない新入社員でも先輩技術者のみなさんが私にもできることを順番に与えてくれ、それがOJTになってます。
わからない点も新人でも気軽に質問や相談ができます。特別な研修はありませんが、先輩たちがしっかりとサポートしてくれるので安心して仕事を覚えていけます。
私の将来の目標はまだはっきりとは描けていませんが、徐々に設計の業務をできるようになり、製品のリーダーとして活躍したいと思っています。キュー・アイでの経験を通して、技術者として成長していけることを楽しみにしています。
QIのエンジニアから
越智大輔(技術開発部)
電機メーカーの設計からキュー・アイに転職
私は2018年に入社して現在4年ほど経ちました。以前は電機メーカーで映像機器のソフトウェア開発に携わっていました。キュー・アイでもシステム開発を担当しています。
以前の職場は大手企業だったので、製品開発をするにしても組織が大きすぎる弊害を感じていました。私が携わっていた業務はプロジェクトのコンセプト設計やプロジェクト管理が中心でした。実際の詳細設計に携われず、またメカ電気ソフトなど部門間で分業するため全体が見えにくかったことが気になっていました。部門間をまたぐ要求も、組織の壁があったり、上司を通じて要望するなど面倒な事が多かった印象です。
小規模なチームのメリットを感じる
キュー・アイでは大きなプロジェクトでも最大7名くらい、小さなプロジェクトだと3名以下で進め、さらにお客さんとの距離も近いです。私は前職同様に制御系の設計を行っていますが、自ずとメカ・電気の設計者とも連携して進めるため自分の技術の守備範囲も広くなり、実際に製品がどのように設計され使われるのかを詳しく知ることができます。確実に4年前より技術者としても成長した実感があります。
技術開発部はキュー・アイ社員の約8割にあたる25名が所属しています。今後も会社及び担当者間での風通しをさらによくして「技術開発部」一丸となってより良い製品の開発をしていこうとする雰囲気を感じています。
キュー・アイにマッチする人について一言ずつ
習うより慣れろの風土
(豊島)キュー・アイはすぐにプロジェクトの現場に投入されますので「習うより慣れろ」という部分は大きいです。先輩技術者たちの経験に触れて技術者としての守備範囲の広さや実践的スキルアップをしたい方、次々に新しいテーマをこなしていきたい意欲的な方にはよい職場だと思いますね。
技術を幅広く学びたい
(越智)製品設計でもメカ・電気・ソフトという枠にとらわれず横断して学びたい方にもいい職場だと思います。設計だけではなく、製品の組立や調整もプロジェクトを完成させるには大事な仕事ですよね。その中で幅広く仕事や知識を深めていけると思います。
(豊島)今流行のテレワークは一切していません(笑)。現物をさわって設計し実験と検証を繰り返して製品を作ります。さらに製品の使われる「現場」に立ち会うことも多いです。小さいチームでのものづくりですから常に綿密なコミュニケーションが必要です。大手企業では新人までテレワークで精神的に参ってしまう人が多いようですが、キュー・アイでは対面のみなので、新人でも充分なコミュニケーションを取れますので、今の新人にはメリットなのかなと思ってます。バーベキュー大会など社員でのコミュニケーションやサークル活動なども盛んです。コロナで少し最近は下火になってしまいましたが、これからまた全開する予定です(笑)
地域の魅力
キュー・アイが所在する横浜市 金沢区は、神奈川県下でも最大規模の工業地帯ですが、多くの観光・レジャースポットもありますよ。
※写真は各公式ホームページなどから引用
- 横浜ベイサイドマリーナ
神奈川県最大のヨット停泊所です。アウトレットのショッピングモールもあります。 - 野島公園、海の公園
自然豊かな公園です。海の公園とあわせて潮干狩りやバーベキューが楽しめます。 - 八景島シーパラダイス
県内最大の遊園地と水族館があります。
募集要項
職種名 | 技術開発・営業 |
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仕事の内容 | 管内検査カメラ、水中カメラ等、自社製品の開発、設計、製造 |
勤務地 | 神奈川県 横浜市 金沢区 |
転勤 有無 | なし |
勤務時間 | 9:00 – 17:15 |
休日・休暇 | 土日・GW・夏期・年末年始、ただし月1回土曜出勤あり |
休暇制度 | 有給休暇、慶弔休暇、育児休暇、介護休暇 |
給与 | 201,000円~ (経験により優遇) |
手当 | 住宅手当、精勤手当、職務手当 |
賞与 | 年2回(7月・12月) |
昇給 | 年1回 |
交通費 | 支給 |
社会保険 | 健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険 |
会社概要
会社名 | 株式会社キュー・アイ |
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所在地 | 〒236-0004 神奈川県 横浜市 金沢区 福浦2-4-7 |
電話/FAX | TEL:045-790-3206(代表) FAX:045-701-1066 |
設立 | 昭和46年7月7日 |
代表者 | 武井 勇二 |
資本金 | 5,000万円 |
取引銀行 | 商工中金 三井住友銀行 みずほ銀行 横浜銀行 |
社員数 | 40名 |
アクセスマップ
住所 〒236-0004 横浜市 金沢区 福浦2-4-7 / 電話:045-783-1035(総務課直通)
電車での来社方法
●「JR京浜東北線 新杉田駅」より「金沢シーサイドライン の 福浦駅」下車、2番出口より徒歩5分
●「京浜急行線 金沢八景駅」より「金沢シーサイドライン の 福浦駅」下車、2番出口より徒歩5分
営業品目
管内検査用カラーTV装置、スーパービデオインポーザー、1万m級深海TVシステム、自航式水中カラーTV装置、超小型TVカメラ、耐放射線TVシステム、航空機搭載用TVシステム、赤外線暗視TV装置、ボアホールTVシステム、キャビテーション解析装置、ビデオディスプレイ装置、自動映像切換装置など
主な納入先
官公庁 | 国土交通省 経済産業省 防衛省 宮内庁 農林水産省 文部科学省 |
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大学 | 東京大学 東京海洋大学 鹿児島大学 筑波大学 長崎大学 東海大学 防衛大学校 徳島大学 |
地方自治体 | 大阪府 宮城県 千葉県 静岡県 茨城県 広島県 佐賀県 富山県などの市町村水道局及び水産試験場 |
研究団体 | (独)日本原子力研究開発機構(JAEA)、海洋研究開発機構、宇宙航空研究開発機構、電力中央研究所 |
民間企業 | NTT、NHK、KDDI、ソニー(株)、 日本ビクター(株)、港湾航空技術研究所、日立GEニュークリアエナジー(株)、(株)日立ハイテクノロジーズ、三井造船(株)、(株)東芝、(株)IHI、三菱重工業(株)、鹿島建設(株)、 三菱商事(株)、関西電力(株)、東京電力(株)、中国電力(株)、北陸電力 (株)、日本ヒューム(株)、川崎重工業(株)、 (株)日立製作所、住友電気工業(株)、鹿島建設(株)、五洋建設(株)アメリカ、イギリス、韓国、台湾の各企業 |
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詳細の確認など、電話相談は遠慮無くお寄せ下さい。
TEL 045-783-1035 (総務課直通) 採用担当:総務課 永瀬(ながせ)
受付時間 9:00 – 17:00 [ 土・日・祝日除く ]
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